「はあ……今日も一日、疲れた……」
(ソファーに腰掛けると、猫が寄ってきた)
「ただいま、ココア。よしよし、いつもありがとな」
(ココア、俺が自宅で飼っている──っといってよいのだろうか?正確には、2ヶ月前に雨の中、家の軒下で震えているのを拾ってきた、拾いネコだ)
「あの時はびしょ濡れで、小さくて……じっと俺の方を見つめていて……それで、つい」
(いつものようにココアの頭をなでる)
「よしよし、今日もかわいいな。このぴょこぴょこ動く耳、いつ触っていても癒される…」
(しばらく頭をなでていると、ココアは少し首を伸ばして、撫でられるのを待っているように見える)
「ん?こっちがいいのか?ここもお気に入りだもんな」
「どうだ?気持ちいいか?」
(ココアはこちらを見ながら、ゴロゴロと喉を鳴らす音が小さく響いて気持ちよさそうな表情をしている。こうしていると俺はなんとも言えず幸せな気分になる。この時間が一番の癒しだ)
「まったく……本当にお前は可愛いよな。大好きだ。いつまでもこんな風に一緒に暮らしてくれ……」
「よし、そろそろ寝るか・・・おやすみココア」