「……ごめん、ココア」
ココアの耳から少し力が抜けたように見えた
ココア:「……どうして?」
「いや……ちょっと恥ずかしくて……こういうのに慣れていないんだ」
正直一緒にいたい気持ちもあった。ただ、一緒にいると何か「一線」を超えてしまいそうで……それが少し怖かったのかもしれない
ココア:「……うん。わかった…急に無理なお願いしてごめんね……」
(ココアは少し寂しそうに部屋から出て行った)
間違った選択をしてしまっただろうか……
(翌朝)
「ん……もう朝か……」
いつもと同じようにベッドから起きてトイレへ向かう。
その途中、いつもココアが寝ているソファーの方へ目を向ける。
そこには、昨日ココアが買った服が、まるで脱ぎ捨てられたかのようにソファーに落ちていた。
ソファーの方へ近づく
近づいてみると、そこには一匹見覚えのある猫が、その服を布団代わりにくるまって眠っていた。